元プロが関わる「チンピラまがい」の関西ボーイズチーム出身者にスカウト要警戒《教育できそうにない》

公開日: 更新日:

「少年野球や中学硬式では、いまだに指導者がふんぞり返って昭和の野球を教えているチームもある。でも、あれはひどかったですよ」

 パのスカウトがこう話すのが、今大会に出場した各校に選手を輩出している関西圏のあるボーイズチームについてだ。

「くだんのチームの強打者が死球をぶつけられ、相手投手に激昂。そこまでは理解できるが、その打者が投手にバットを投げつけ、『ふざけんな、てめえこの野郎!』とマウンドに向かおうとしたのだから空いた口が塞がらなかった。さらにこの打者が一塁守備についた時も、相手走者の体にグラブを思い切り叩きつけてタッチ。相手も『何すんだ!』と激怒し、審判が止めに入ったほど。その上、このチームの代表は止めに入るどころか『やったれやったれ! 俺もそっち行くわ!』と乱入しようとさえした」

 野球チームどころか、これではチンピラか暴力団まがい。前出のスカウトが苦笑交じりに言う。

「元プロが設立に関わっているのですが、ここまで時代錯誤のチームも珍しい。ただ、どんなに野球が上手くても、このチームの出身者は指名したくない。とても教育できそうにありませんから」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    不倫報道の福原愛 緩さとモテぶりは現役時から評判だった

  2. 2

    小泉進次郎氏が自民総裁選に出馬意向も評価真っ二つ…《こいつだけはダメ》が噴出するワケ

  3. 3

    石川佳純がパリ五輪キャスター“独り勝ち”の裏で福原愛が姿消す…マイナスイメージすっかり定着

  4. 4

    「海のはじまり」は地に落ちたフジ月9の象徴か…TVコラムニストが薦める意外な視聴者層

  5. 5

    「建築界のノーベル賞」受賞の権威が大阪万博をバッサリ!“350億円リング”「犯罪だと思う」

  1. 6

    男子バレー髙橋藍の胸から消えた「ネックレス」の謎…1次Lから着用も、イタリア戦では未装着

  2. 7

    石川佳純の争奪戦からフジテレビが脱落情報!五輪キャスター起用でアドバンテージあるはずが…

  3. 8

    総裁選に出馬表明の小林鷹之氏やたら強調も…育った家庭は全然「普通」じゃなかった

  4. 9

    柔道ウルフ・アロンが“弟分”斉藤立を語る「仏リネール選手はタツルに持たれることを恐れていた」

  5. 10

    男子バレーに危険な兆候…“金メダル級”人気はパリ五輪がピーク? 28年ロス大会へ不安山積