楽天・田中将大「200勝未到達確実」だから現役安泰の皮肉…貢献ゼロでも《億プレーヤー》継続へ

公開日: 更新日:

 一方、田中将大個人とした見た場合はどうか。

「大功労者ですから、球団はムゲには出来ませんよ。しかも、田中は日米通算200勝まで残り3勝。達成すればマスコミにもニュースとして大きく取り上げられるし、関連グッズで商売もできる。記録達成まで楽天は絶対に田中を手放しません。戦力にならずとも、それまでは現役のイスは確約されているようなもの。今季3勝が難しいということは、逆に言えば来季は安泰ということです」(前出のOB)

 楽天復帰の21年から年俸9億円プラス出来高の2年契約を結んだものの、結果が伴わず、今季は年俸2億6000万円の1年契約。来季はさらに下がるともっぱらだが、一軍で投げなくてもまだ2億円以上の年俸をもらえるとしたら、羨ましい限りだ。

 昨季クビになった安楽の後輩イジメ事件にも加担していたと疑われ、ファンからの目も厳しくなった。活躍しなければ風当たりは強くなる一方だが、その分、現役寿命は伸びる。何とも皮肉な話である。

  ◇  ◇  ◇

 それでも、球団が田名に対して快くは思っていないのが現状だ。それどこから、球団から「厄介者として扱われている」。いったいなぜか。田中の周りで何が起きているのか

●関連記事【もっと読む】…では、それらについて詳しく報じている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 野球のアクセスランキング

  1. 1

    中日「ポスト立浪」に浮上する“第3の男” 侍J井端弘和監督、井上一樹二軍監督の名前が挙がるが…

  2. 2

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  3. 3

    金銭トラブル退団ヤクルト畠山コーチ「若かりし頃の愚行録」…酒浸りでデーゲームに朝帰り、練習サボって風呂

  4. 4

    ドジャースの“朗希タンパリング疑惑”で大迷惑!米29球団&日本プロ球団こぞって怒り心頭の納得理由

  5. 5

    “懲罰二軍落ち”阪神・佐藤輝明に「藤浪化」の危険すぎる兆候…今が飛躍か凋落かの分水嶺

  1. 6

    巨人・阿部監督「心折れそう」…ヘルナンデス痛恨の左手首骨折離脱で現場&フロントWパンチ

  2. 7

    新庄監督は日本ハムCS進出、続投要請でも「続投拒否」か…就任時に公言していた“未来予想図”

  3. 8

    中日「立浪監督続投」なら過去最大級の主力流出危機に…左腕・小笠原はメジャー挑戦濃厚

  4. 9

    巨人ドラフト戦略に異変…浅野翔吾が覚醒気配で1位は《右の大砲》から《鳥谷2世》に乗り換え

  5. 10

    今さらナゼ? 中日立浪監督「コーチ配置転換」に疑問噴出…《立浪を更迭せよ!》の声まで

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 2

    阪神「老将の孤立無援化」の懸念…岡田監督に“勇退説”でコーチや選手もソッポの可能性

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    「24時間テレビ」に“旧ジャニーズ不要論”噴出…20年以上続いたメイン司会途絶えて視聴率回復の皮肉

  5. 5

    大谷が2026年WBCを辞退する可能性…二刀流継続へ「右肘3度目手術」は絶対避けたい深刻事情

  1. 6

    巨人ドラフト戦略に異変…浅野翔吾が覚醒気配で1位は《右の大砲》から《鳥谷2世》に乗り換え

  2. 7

    「麻生派でも裏金作り」毎日新聞スクープの衝撃!党政治刷新本部座長の派閥議員は国会で虚偽答弁か

  3. 8

    松田聖子と神田正輝の心中は? 神田沙也加さん元恋人・前山剛久の俳優復帰宣言に浴びせられる非難

  4. 9

    自民党総裁選で蠢動する“生臭い”顔ぶれ…甘利、萩生田、菅が「復権作戦」を醜悪展開

  5. 10

    もはや「苦行」、「回数ごまかせる」の指摘も…24時間テレビ「やす子マラソン」強行に視聴者ドン引き