パドレスが溜飲下げたダルビッシュの「ドジャース&大谷封じ」…かねてより公言していた強烈対抗心

公開日: 更新日:

 大谷を含むドジャースの強打者の弱点は、高め速球と低め変化球といわれる。パドレスはこの2通りの球でド軍打線を牛耳り、ダルはそのうちのひとつである低め変化球を多投した。

 七回にはファンがグラウンドに物を投げ入れたため、試合が10分間程度中断した。それでもダルはマウンド付近で集中力を切らさなかった。8月下旬に復帰、9月は負けなしで「調子は良くなっている」ことを証明した。

 42歳になる28年までパドレスと6年契約を結んでいるダルは、「パドレスのためにもサンディエゴのためにも(今回の地区シリーズは)勝ちたい」と話していた。

 レギュラーシーズンでは毎年のように、同地区のドジャースの後塵を拝している。自身もかつてドジャースにいたことがあり、その強さは身に染みている。だからこそ強いドジャースを倒したいと公言。今季はそのドジャースに大谷と山本が加入、対抗心をむき出しにしていただけに、チームに貴重な1勝をもたらして、してやったりに違いない。

「(1勝1敗のタイに戻したことは)すごく大きいと思います。1人1人集中して投げたことで、二回以外はそこまで動じることなく投げられたことは良かった」とは試合後の本人だ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」