ダルビッシュに課せられる“もう一つの大仕事” パドレス《佐々木朗希獲り》に個人的パイプで直接秋波
「肩を休めることができたし、きちんと調整はできた」
日本時間7日にドジャースとの地区シリーズ第2戦に先発するダルビッシュ有(38)が、前日会見でこう言った。
今季のドジャース戦は3試合で1勝0敗、防御率1.72。「家庭の事情」で戦列を離れ、ドジャース戦の登板は5月13日以来になる。
会見で「(大谷を含めたドジャースナインは)だいぶ自分の球筋を見ていないだろうし、そういう意味では有利かなと思う」と話したが、ダルには自身6度目となるポストシーズンの先に、もうひとつ「大仕事」が控えているという。「佐々木朗希(22=ロッテ)の獲得ですよ」と特派員のひとりがこう続ける。
「佐々木は今オフ、ポスティングによるメジャー挑戦が濃厚で、同地区のドジャース入りが有力視されています。昨オフの大谷と山本由伸に続いて佐々木までドジャースに加入しては、パドレスにとってダメージが大きい。今季は日本在住のスカウトの他に、米国在住のフロント幹部がわざわざ来日して佐々木をマークしていますけど、ダルは佐々木本人との間にパイプがありますからね。昨年のWBCでは佐々木にスライダーをレクチャー。その後もLINEなどでアドバイスをする間柄なのです」