大谷翔平5年以内に「サイ・ヤング賞&最多勝」の青写真 3度目の右肘手術なら二刀流断念を示唆
二刀流の大谷は、一般的な先発投手とは異なり、登板試合数、イニング数が限られる。リアル二刀流で起用された21年以降、規定投球回(162)に達したのは15勝(9敗)をマークした22年のみ。当然、サイ・ヤング賞の投票権を持つ記者の評価は低くなり、この年はア・リーグ3位の219奪三振をマークしながら得票数は4位に終わった。
二刀流をこなしながら、投手のタイトル獲得を狙うのは難しいものの、大谷は「臨機応変に対応できたらいい」と前向きに話している。
ドジャースはベッツ、フリーマンと大谷以外にもMVP受賞経験者を擁し、打線は強力。孤軍奮闘を強いられたエンゼルス時代とは異なり、大谷に頼らなくても得点力は十分だ。来季以降、投手として結果が見込めるようであれば、シーズン途中に打席数を減らして登板間隔を短縮するなど、「臨機応変に対応」するのは決して不可能ではないのだ。
果たして、自ら設定した「35歳」までに投手としての最高の栄誉を手にできるか。
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ところで、いまや本場米国でメジャーリーグの顔となった大谷だが、2028年ロス五輪に本人は乗り気でも「出場できない可能性」が濃厚だという。いったいなぜか。どうして大谷は大舞台に立てないのか。その「3つの理由」とは。
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