佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”
石川は肘に故障を抱えているものの、21年からの3年間はいずれも20試合以上に先発。年間通じてローテーションを守れるのだから、佐々木以上に計算が立つ。今季は8月以降、6試合で5勝0敗、防御率1.91と安定した成績を残した。
「佐々木の代わりに石川が入ってくるメリットは大きいですよ」と、ロッテOBはこう続ける。
「佐々木のコンディション不良には、首脳陣はもちろん、他の先発も悩まされてきた。度重なる途中離脱や登板間隔が急きょ、変更されることによって、他の先発投手のローテが変更されることになる。年間通じてローテを守れない佐々木が先発にいることで、ローテを組み直す首脳陣が頭を痛めたのはもちろん、他の先発陣にもシワ寄せがいっていましたからね」
2年連続でCSに駒を進めているロッテ。佐々木の抜ける穴をカバーするどころか、お釣りがくる補強をしたことになるのだから、来季は優勝も期待できるかもしれない。
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佐々木は昨オフ母親とともに球団サイドと「泥沼交渉劇」を繰り広げたのは記憶に新しい。最終的に球団が円満を強調して「あえて泥を被った」本当の理由は何か。あの時、いったい何がおきていたのか。契約合意の「全真相」とはーー。
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