ソフトBに噴出する「ベテラン不要論」…ネットでは《若手使え》《今年は育成の年でいいのでは》の声も

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≪せっかく若手で勝っているのに≫

 という声も少なくない。実際、主力の大半を欠きながら5月は5勝2敗だ。

 ある球団OBは「特にベテランの今宮と復帰時期未定の柳田の守備位置が問題です」と、こう続ける。

ソフトバンクは長年、今宮の後釜探しが課題になっていた。ようやく川瀬(27)が頭角を現し始め、現在、遊撃を守る野村(28)が打率.414と好調。彼らはすでに中堅選手だが、今宮より5歳以上若い。もし、今宮が一軍復帰した時点で2人は二塁か、ベンチスタートとなるでしょう。打撃はまだしも、肝心の遊撃守備で実戦経験が積めなくなるのは痛い」

 さらに厄介なのが、柳田の存在だ。

「ソフトバンクの外野は万全なら周東が中堅を守り、柳田、近藤、正木の3人が適宜、右翼と左翼を守る。ただでさえ、外野3枠にレギュラークラス4人がひしめいているので、もっか打率.333の柳町(28)は生き残れるかどうか……。小久保監督のこれまでの選手起用を見ていると、『若手に厳しく、実績のあるベテランに甘い』という印象ですから」(前出のOB)

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