「ボディ・ピアスの少女 探偵・竹花」藤田宜永著

公開日: 更新日:

 探偵の竹花は、公園で男に襲われていた少女・夏子を助け、一晩自宅に泊める。小鼻や下唇にピアスをした夏子は、襲われた理由を明かそうとしない。翌朝、目覚めると夏子は消えていた。

 2日後、竹花は朝刊に見覚えのある顔を見つける。殺人事件の被害者の顔写真が、夏子が持っていた家族写真に写っていた男だったのだ。夏子のことが気になり、実家を訪ねた竹花は、彼女の祖父・浩太郎から警察よりも早く夏子と兄の冬樹を捜して欲しいと依頼される。警察は冬樹を父親殺害の容疑者と睨んでいるらしい。冬樹が太田という男と連絡を取り合っていたことが分かり、家を訪ねると、太田は殺されていた。

 人気ハードボイルドシリーズ、記念すべき第1作の新装版。(光文社 840円+税)


最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    元グラドルだけじゃない!国民民主党・玉木雄一郎代表の政治生命を握る「もう一人の女」

  2. 2

    深田恭子「浮気破局」の深層…自らマリー・アントワネット生まれ変わり説も唱える“お姫様”気質

  3. 3

    火野正平さんが別れても不倫相手に恨まれなかったワケ 口説かれた女優が筆者に語った“納得の言動”

  4. 4

    粗製乱造のドラマ界は要リストラ!「坂の上の雲」「カムカムエヴリバディ」再放送を見て痛感

  5. 5

    東原亜希は「離婚しません」と堂々発言…佐々木希、仲間由紀恵ら“サレ妻”が不倫夫を捨てなかったワケ

  1. 6

    綾瀬はるか"深田恭子の悲劇"の二の舞か? 高畑充希&岡田将生の電撃婚で"ジェシーとの恋"は…

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    “令和の米騒動”は収束も…専門家が断言「コメを安く買える時代」が終わったワケ

  4. 9

    長澤まさみ&綾瀬はるか"共演NG説"を根底から覆す三谷幸喜監督の証言 2人をつないだ「ハンバーガー」

  5. 10

    東原亜希は"再構築"アピールも…井上康生の冴えぬ顔に心配される「夫婦関係」