「権力の秘密」飯島勲著

公開日: 更新日:

 小泉元総理の首席秘書官だった著者が、権力の舞台裏のエピソードを明かしながら、永田町で培った実践的人生の裏技を紹介する生き方エッセー。

 人材登用のコツは「何をしてきたか」よりも「信用できるか」が大切。それを知るためには、応募時に履歴書を提出させた後に、本人に社会保険事務所に行って年金記録台帳のコピーをもらってくるように指示する。台帳のコピーと照合すれば、履歴書のウソや所得状況まですぐに分かるからだ。その他、不正行為など上司の秘密を知ってしまった場合の対処法や「大安」などが記された「六曜入り手帳」の利用法といった仕事編から、子育てや医療などに関する生活編まで、すぐに役立つ情報が満載。(小学館 630円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    永野芽郁“”化けの皮”が剝がれたともっぱらも「業界での評価は下がっていない」とされる理由

  2. 2

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  3. 3

    僕の理想の指導者は岡田彰布さん…「野村監督になんと言われようと絶対に一軍に上げたる!」

  4. 4

    永野芽郁は大河とラジオは先手を打つように辞退したが…今のところ「謹慎」の発表がない理由

  5. 5

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  1. 6

    大阪万博「午後11時閉場」検討のトンデモ策に現場職員から悲鳴…終電なくなり長時間労働の恐れも

  2. 7

    威圧的指導に選手反発、脱走者まで…新体操強化本部長パワハラ指導の根源はロシア依存

  3. 8

    ガーシー氏“暴露”…元アイドルらが王族らに買われる闇オーディション「サウジ案件」を業界人語る

  4. 9

    綱とり大の里の変貌ぶりに周囲もビックリ!歴代最速、所要13場所での横綱昇進が見えてきた

  5. 10

    内野聖陽が見せる父親の背中…15年ぶり主演ドラマ「PJ」は《パワハラ》《愛情》《ホームドラマ》の「ちゃんぽん」だ