「3万人のひざ痛を治した!痛みナビ体操」銅冶英雄著

公開日: 更新日:

「お茶の水整形外科 機能リハビリテーションクリニック」の院長を務める著者が、治療経験をもとに自ら考案したひざ痛を改善する「痛みナビ体操」を紹介。ひざの痛みの原因は、①「腰椎型」②「関節型」③「お皿型」④「筋肉型」の4つで、それぞれ異なる体操で改善が期待できるという。

 たとえば、関節型は、ひざを伸ばすと痛みが和らぐ「膝関節伸展改善タイプ」と、ひざを曲げると痛みが和らぐ「膝関節屈曲改善タイプ」に分かれる。前者なら、椅子に浅く腰掛けて痛む側の足を伸ばして前に出す→ひざのお皿の上に両手のひらを当ててひざを押す→1~2秒キープしたら力を抜く「ひざ伸ばし体操」を行うとよい。1日10回1セット×5~6回が目安で、これで痛みが改善されない場合は、ひざを外向きか内向きにした体操を試す。

 本書では、自分のひざ痛がどのタイプなのかを診断する方法から、タイプ別に自宅でできる痛みナビ体操が図解入りで細かく解説されている。ただし、痛みナビ体操がNGなひざ痛もある。まずは自分がどのタイプなのかを知るところから始めたい。(アチーブメント出版 1200円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    「かなり時代錯誤な」と発言したフジ渡辺和洋アナに「どの口が!」の声 コンパニオンと職場で“ゲス不倫”の過去

  4. 4

    中居正広氏「性暴力認定」でも擁護するファンの倒錯…「アイドル依存」「推し活」の恐怖

  5. 5

    「よしもと中堅芸人」がオンカジ書類送検で大量離脱…“一番もったいない”と関係者が嘆く芸人は?

  1. 6

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 7

    入場まで2時間待ち!大阪万博テストランを視察した地元市議が惨状訴える…協会はメディア取材認めず

  3. 8

    米国で国産米が5キロ3000円で売られているナゾ…備蓄米放出後も店頭在庫は枯渇状態なのに

  4. 9

    うつ病で参議員を3カ月で辞職…水道橋博士さんが語るノンビリ銭湯生活と政治への関心

  5. 10

    巨人本拠地3連敗の裏に「頭脳流出」…投手陣が不安視していた開幕前からの懸念が現実に