「空気を読んではいけない」青木真也著

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「ONE FC」世界ライト級王者青木真也は小学生の頃、授業中もじっとしていられない子どもだった。担任に見捨てられ、独りで教室に取り残されたことさえあった。高校時代は寝技に執着して非難され、大学の柔道部でも教師や先輩の意見に耳を貸さなかったためクビに。だが彼はすべてを自分で決断し、ついに世界ライト級王者の栄冠を勝ち取る。

 かつて、失神KO負けという無残な負け方をした。地獄に落とされたような気分だった。だが、彼は派手な負けは「こんなにおいしいことはない」と捉えて自分の代名詞にした。他人の目を気にせず生きたい人に贈るチャンピオンのアドバイス。(幻冬舎 1200円+税)

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