「やってはいけない『長男』の相続」税理士法人レガシィ著

公開日: 更新日:

 相続で「モメる家族とモメない家族」の違いは、長男=本家がどのように行動するかにかかっているという。

 相続では、土地などを平等に分けることは難しく、故人の介護を担当した人などには相続財産を平等に分けるとかえって「不平等」に感じる人もいて、必ずしも公平にはいかない。みなが納得する「落としどころ」をうまく見つけられるかどうかは、長男にかかっているというのだ。なぜなら、民法で法定相続分が決められているが、日本では長男が財産のほとんどを相続する「本家相続」が約7割を占めているからだ。

 本書では、改正された新相続法を踏まえ、長男夫婦が、相続においてどのように振る舞えばよいのかを具体的にアドバイスする。

(青春出版社 830円+税)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    メッキ剥がれた石丸旋風…「女こども」発言に批判殺到!選挙中に実像を封印した大手メディアの罪

  2. 2

    一門親方衆が口を揃える大の里の“問題” 「まずは稽古」「そのためにも稽古」「まだまだ足りない稽古」

  3. 3

    都知事選敗北の蓮舫氏が苦しい胸中を吐露 「水に落ちた犬は打て」とばかり叩くテレビ報道の醜悪

  4. 4

    東国原英夫氏は大絶賛から手のひら返し…石丸伸二氏"バッシング"を安芸高田市長時代からの支持者はどう見る?

  5. 5

    都知事選落選の蓮舫氏を「集団いじめ」…TVメディアの執拗なバッシングはいつまで続く

  1. 6

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  2. 7

    都知事選2位の石丸伸二氏に熱狂する若者たちの姿。学ばないなあ、我々は…

  3. 8

    ソフトバンク「格差トレード」断行の真意 高卒ドラ3を放出、29歳育成選手を獲ったワケ

  4. 9

    “卓球の女王”石川佳純をどう育てたのか…父親の公久さん「怒ったことは一度もありません」

  5. 10

    松本若菜「西園寺さん」既視感満載でも好評なワケ “フジ月9”目黒蓮と松村北斗《旧ジャニがパパ役》対決の行方