「『腐れ資本主義』の世を生き抜け」(青木雄二×佐高信光文社、1999年)
同世代の辛口評論家との対談でさらに過激に。(終面に関連)
「自由民主党が、銀行を救え、ゼネコンも救えとかで、徳政令みたいなことをやる。銀行とかゼネコンの負債を徳政令でチャラにするんなら、労働者のローンもチャラにしなかったら、筋が通らんですわ」 (53ページ)
「ボクは、人間いうのは悪賢いことを考え出す天才やと思ってます」
(115ページ)
「資本主義は競争社会なんで、どうしても優越感か劣等感を持たされるようになっている」
(158ページ)
「この国の国民は本当にバカですから、自由民主党いうたら、『自由』で『民主主義』の政党やと、ごまかされるわけですわ。本質は『資本主義擁護党』なんですよ。それも『腐れ資本主義』を擁護している」
(176ページ)