「良い眠りの科学」アビヒナブ・シン、シャーロット・ジェンセン著、武岡幸代訳

公開日: 更新日:

「良い眠りの科学」アビヒナブ・シン、シャーロット・ジェンセン著、武岡幸代訳

 2020年3月11日以降、コロナ禍で不眠に悩む人が増えた。失業者が増え、街はロックダウンされ、人は孤独になった。それらのストレスは睡眠障害をもたらす。在宅勤務や家庭学習になったため、人は社会に出ることでつくられていた概日リズムを失ったのだ。

 快適な睡眠をもたらすには、4ステップメソッドが有効である。①シャワーを浴びる。体から放熱しやすくなり、内部体温が下がってメラトニンの分泌が促される②日記を書いて心の中の慌ただしさを鎮める③読書で心を休める④ゆっくり呼吸をしてリラックスする。

 睡眠医療専門医が、良い睡眠のためのメソッドを紹介する。 (原書房 3080円)

最新のBOOKS記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希はロッテの「足枷」だった…いなくなってFA石川柊太の入団がもたらす“これだけのメリット”

  2. 2

    絶対守護神マルティネス「巨人入り」急浮上の舞台裏…米敏腕記者が「2年24億円で合意間近」と

  3. 3

    フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希「強硬姿勢」から一転…契約合意の全真相 球団があえて泥を被った本当の理由

  5. 5

    米倉涼子「ドクターX」興収30億円でも満島ひかりが阻む"興収女王"の座…期待値の高さから落胆の声も

  1. 6

    立花孝志氏が大阪・泉大津市長選で惨敗…有権者の投票行動を後押しした「お笑いみたいな噂」

  2. 7

    佐々木朗希の「独りよがりの石頭」を球団OB指摘…ダルやイチローが争奪戦参戦でも説得は苦戦必至

  3. 8

    安倍昭恵氏が石破外交“切り札”に? 米トランプ次期大統領との会談模索に「私人」を担ぎ出す情けなさ

  4. 9

    安倍昭恵さん×トランプ夫妻「夕食会」の舞台裏…永田町で飛び交う臆測と“パイプ役”の名前

  5. 10

    M-1グランプリ審査員は“完璧な布陣”…ますます高まる「松本人志不要論」