前田敦子の主演作 ローマ国際映画祭2冠は運か実力か

公開日: 更新日:

 海外で評価されたが、日本での公開は未定。そもそも製作発表の会見も開いていないなど、何かとベールに包まれた作品だが……。

「どうやら当初は映画として製作されたのではなく、前田敦子の同名の新曲のミュージックビデオとして撮影されたもの、なんて話も出ています。AKB48は映画監督がMVを作るのは珍しいことではなく、中でも今作は作品性の高さから映画に“格上げ”したともっぱらです」(映画関係者)

 運をも味方につけ、主演映画が海外で賞を獲得した前田は、女優としてハクがついた格好だ。今週21日に最終回となる時代劇ドラマ「あさきゆめみし~八百屋お七異聞」(NHK)は平均視聴率4%台と鳴かず飛ばずだったが、黒沢監督が「日本ではめずらしいタイプの俳優」と褒めるように、映画界で前田の評価は高い。

 いっそのことテレビドラマなんてやめて銀幕女優を目指すべきでは。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上智大は合格者の最大40%も…2021年から急増した「補欠合格」の現状

  2. 2

    慶応幼稚舎の願書備考欄に「親族が出身者」と書くメリットは? 縁故入学が横行していた過去の例

  3. 3

    「NHKの顔」だった元アナ川端義明さんは退職後、いくつもの不幸を乗り越えていた

  4. 4

    赤西仁と田口淳之介が始動…解散した「KAT-TUN」元メンバーたちのその後

  5. 5

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  1. 6

    人間の脳内のマイクロプラスチック量は「使い捨てスプーン」サイズ…8年前より1.5倍に増えていた

  2. 7

    「ニュース7」畠山衣美アナに既婚者"略奪不倫"報道…NHKはなぜ不倫スキャンダルが多いのか

  3. 8

    やなせたかし氏が「アンパンマン」で残した“遺産400億円”の行方

  4. 9

    トランプ大統領が大慌て…米国債の「金利急上昇」は何が大問題だったのか?

  5. 10

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”