「ごちそうさん」 陰の立役者は“かわいすぎる妹”高畑充希

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 NHKの連続テレビ小説「ごちそうさん」が、視聴率も初の23%突破と絶好調。ヒロインめ以子(杏=27)をいびり倒す小姑(キムラ緑子=52)に注目が集まる一方で、「かわいすぎる妹」と人気急上昇中なのが、め以子の夫の妹を演じる高畑充希だ。

 番組ホームページによると、「西門家の末娘。気弱で不器用。家事は何をやってもうまくできない」という役どころ。

 ドラマでは16歳という設定だが、高畑の実年齢は21歳だ。大阪府東大阪市出身で、小学校から中学校まで十数回のオーディションを受け、すべて落ちたが、05年にホリプロが創業45年を記念して主催したミュージカルのオーディションで、見事に主役の座を獲得した。コブクロの小渕健太郎プロデュースで、歌手としても活動している。

■不器用さが新鮮

「大切なことはみんな朝ドラが教えてくれた」の著者でライターの田幸和歌子氏がこう言う。
「いま朝ドラで人気があるのは、<お嫁さんにしたい>じゃなくて<お孫ちゃんにしたい>若い女優さんです。充希ちゃんは癖がない和風の顔で、年齢より幼いルックスがイマドキじゃなくてかわいらしい。業界の手あかがついていない新鮮な印象が、高齢の視聴者にもウケるんでしょう。兄の悠太郎(東出昌大=25)と雰囲気が酷似しているところも、相乗効果になっていると思います。棒読み演技の東出さんと、感情をあまり出さない充希ちゃん。どちらも会話は下手だけど、目で一生懸命伝えている感じがあります。その不器用さ、まっすぐさに、視聴者も母性本能をくすぐられるのだと思いますね」

 ごちそうさん絶好調の“陰の立役者”が高畑ということらしい。

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