「電波少年」ブレークの“なすび”は出身地の福島市に尽くす日々

公開日: 更新日:

 願いはただひとつ、福島の復興。その思いが募り、大震災があった年の8月、四国八十八カ所を17日間かけて巡礼。もちろん、このお遍路は“結願”した。

 四国の次はエベレストに挑戦した。名づけて“エベチャレ”。

「福島の応援と震災記憶や被災支援の風化を防ぎたい。そうした気持ちを8848メートルのテッペンから発信したかったんです。準備に1年余り、国際山岳ガイドのサポートを受け、一昨年4月にアタックしました。でも、残り200メートルの地点で体力が限界に達し、下山せざるを得なかった。悔しいので去年4月に再チャレンジしたんですが、ルート上に雪崩で遭難したご遺体があることがわかり、断念しました。エベチャレは多くの方のカンパで実現したのに、その人たちの期待に応えられず、申し訳なく思ってます」

 2度あることは3度ある。再々チャレンジの可能性を尋ねると、「可能性はゼロでは……、ウ~ン」だった。

■「バラエティーはもうコリゴリ」

 さて、なすびさんは専修大学2年の時、漫才師に。お笑い芸人では芽が出なかったが、98年、「進ぬ!電波少年」のオーディションに合格。“懸賞生活”でブレークした。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  2. 2

    桜井ユキ「しあわせは食べて寝て待て」《麦巻さん》《鈴さん》に次ぐ愛されキャラは44歳朝ドラ女優の《青葉さん》

  3. 3

    “貧弱”佐々木朗希は今季絶望まである…右肩痛は原因不明でお手上げ、引退に追い込まれるケースも

  4. 4

    元横綱白鵬「相撲協会退職報道」で露呈したスカスカの人望…現状は《同じ一門からもかばう声なし》

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の離脱は「オオカミ少年」の自業自得…ロッテ時代から繰り返した悪癖のツケ

  1. 6

    西内まりや→引退、永野芽郁→映画公開…「ニコラ」出身女優2人についた“不条理な格差”

  2. 7

    永野芽郁“二股不倫”疑惑でCM動画削除が加速…聞こえてきたスポンサー関係者の冷静すぎる「本音」

  3. 8

    佐々木朗希が患う「インピンジメント症候群」とは? 専門家は手術の可能性にまで言及

  4. 9

    綾瀬はるかは棚ぼた? 永野芽郁“失脚”でCM美女たちのポスト女王争奪戦が勃発

  5. 10

    江藤拓“年貢大臣”の永田町の評判はパワハラ気質の「困った人」…農水官僚に「このバカヤロー」と八つ当たり