神田沙也加 「アナ雪」でも解けない母・松田聖子との“確執”
自分の名前に反応する歓声に喜びもひとしおだろう。25日、映画「イントゥ・ザ・ウッズ」試写会イベントに神田沙也加(28)が登場した。
演出家の宮本亜門(57)と一緒に現れた沙也加は、04年に宮本が演出したブロードウェーミュージカル「Into The Woods」に17歳で抜擢されたことを話題にし、「亜門さんの演出を受けたことがすごく楽しかったので、よりミュージカルをやっていきたいと思えた。そこから『アナと雪の女王』にも出あえて、つながりや縁に感謝ですね」と振り返ると、宮本は「沙也加、大人になったねえ~。『アナ雪』も素晴らしかったし、親のようにうれしかった」としみじみと語っていた。
昨年公開の「アナ雪」日本語吹き替え版で抜群の歌唱力を披露し、一躍人気者の仲間入りを果たした沙也加。ブームのおかげでバラエティーや歌番組の出演は激増。これまで絶対に消えなかった「松田聖子の娘」という呪縛からようやく解き放たれたかのようだ。芸能リポーターの川内天子氏はこう言う。
「聖子との折り合いが悪かったとき、沙也加が“第2の母”と慕って悩みを相談していたのが大地真央さんでした。だから彼女の目標は大地さんのようになること。『アナ雪』で歌唱力が認められ、ミュージカル女優としても独り立ちできた今、もう聖子という“看板”は不要でしょう。ただ、ここがスタートライン。歌がうまいだけでは一流になれない世界で、プラスアルファを何にするか。身内から脱皮し、歌に続く2つ目の武器を身につけてこそ本当の独り立ちでしょう」