「Gメン'75」の藤田三保子さん 今は画家や歌手としても活躍

公開日: 更新日:

 病気が寛解状態に入ったのは40歳を過ぎた頃から。

「約15年ものブランクの間、自分は何を求めていたか。それはいつも表現者でありたいってことだった。それからは着物の着付け、日舞、タップダンスを始め、さらに自己表現を追求した結果、絵画、朗読、俳句、シャンソンにたどりついたの」

 画家としては銀座のギャラリーGKを中心に個展を開き、7月4日まで17回目の個展を開催した。

「絵とは己と向き合う作業。描き終わるまでキャンバスの前を離れられない。つらいけど、人生修業そのものだね」

 また、市谷「えとわ~る」で毎月第2、4月曜日に「シャンソン歌手・語り部のための朗読教室」、第2金曜、第4火曜日に「シャンソンライブ」を開いている。

「シャンソンのレパートリーは200曲以上ある。だけど、朗読にしても、つねに満ち足りないものを感じてるの。足りないから表現する。それがアーティストの宿命よ」

 俳優としては7月14日、内幸町ホールである「マダム一大事でございます ディーバの宴」に出演。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」