総選挙も新鮮味なし…“大企業病”に陥るAKB48への処方箋
では、グループの“レーゾンデートル”ともいえる総選挙はどうなるのか。
「なんだかんだ言っても、今回、過去最高の得票数ではあったので、盛り上がりに欠けても来年は行うとは思います。ただし、世間の関心や注目度をもう一度上げなければならないので、今までと同じではしょうがない。たとえば団体戦になることも、ひとつ考えられるのかなと思っています。チームごとにドキュメンタリーにして、社会とリンクさせたり、どれだけ輝いているかなどを指標としていく。自分たちでチームを結成するなど、上位に入ったら、正式にユニットとしてデビューするとか。まゆゆのように真面目にコツコツ努力を重ねてマイペースに光り輝く人よりも、その場の瞬発力でソツなく対応できる人の方が重宝されがちですが、そうじゃないんだよというようなメッセージを発信すれば伝わるし、ついつい見ちゃうと思います」(同前)
結婚宣言のような“飛び道具”は何度も使えるわけではない。
閉塞感を打ち破る秘策はあるのか。