「渡鬼」子役の宇野なおみ TOEIC910点&通訳としても活躍
「凄い俳優さんたちがお忙しい中いらしていて、子役である私がNGを出すわけにはいかなかったんです。でも毎週だったせいか、あまり大変とも思っていなくて。台本のセリフがだんだん延びていることにも気付きませんでした。ハハハ」
ドラマでは塾にも通わず東大合格を掴んだ“かずちゃん”だが、宇野さん本人も負けてはいない。小・中学生の時は撮影の待ち時間などにコツコツ勉強。高校では舞台の仕事でなかなか授業に出席できず、途中で高卒認定試験に切り替えた。その後は独学で受験勉強に励み、早稲田大学に現役合格を果たした。
「勉強を始めた当初は覚えなきゃいけない英単語の多さにびっくりしましたが、やり始めてみたら意外といけるかもって。ドラマでは台本をもらった翌週に撮影ということが多くて、2日間でセリフが10行増えることも日常茶飯事。これが自然と量を覚える訓練になっていたみたいです」
大学ではフランス語、アラビア語、アイスランド語も学んだ。
そんな宇野さん、現在は主軸を芸能界に戻して活動中だが、新たな目標もできた。