六本木に出没した陸上・桐生祥秀は歩く速さも世界クラス
年の瀬ムードも漂い始めた夕方の六本木。一般人としてはあり得ない極太でリッパな脚をした男性を発見した。はち切れそうな黒いデニムパンツに、白いキャップに白いピーコート、黒いリュックを背負っている。外見は質素なマジメ系男子大学生風なのに、脚だけは超一流アスリートのよう。念のため顔を確認してみてビックリ。9月に日本人初の100メートルでの9秒台を達成した桐生祥秀だった。
もっと驚いたのは、カップのコーヒーを持ち、連れの男性と談笑しながら歩いているにもかかわらず、とにかく速い!(笑い)。しかも、なぜか何度も何度も後ろを振り返って周囲を警戒している。歩く速度は日本一の短距離アスリートのサガなのだろうか、何か後ろめたいことでもあるからなのだろうか?
女性とのデートでもなく、向かった先には住宅街しかなく、何を警戒していたのかは不明だが、熱いコーヒーを時折口にしながらとは思えない速度で、あっという間に見失ってしまった。
桐生はどこへ向かったのか? いずれにせよ東京五輪の日本の星には、このままノースキャンダルで本番に臨んでもらいたいものだが。