芸人の“あるべき論”と無縁 ブルゾンちえみの「待つ」才能
フジテレビ「ボクらの時代」(17年12月24日放送)
「ブルゾンちえみだったら触れるの。照れ隠しでブルゾンちえみになったりする」(ブルゾンちえみ/フジテレビ「ボクらの時代」12月24日放送)
2017年に大ブレークし、もっとも旬だったタレントといえばブルゾンちえみ(27)だろう。そんな彼女が、ドラマで共演した桐谷美玲と水川あさみと女子会トークで、恋愛観を語っていた。彼女は、相手に自分が好きだと気づかれるのが恥ずかしいという。だから相手に触れられない。そんな時、キャラになりきるのだと語った言葉を今週は取り上げたい。
基本はそれができないから、相手から「好き」と言ってくれるまで「待つ」のだという。
ブルゾンちえみは、まさに「2017年」に現れた新星だ。なにしろ本格的なテレビほぼ初出演が、同年1月1日放送の「ぐるナイ!おもしろ荘」(日本テレビ)。そこで瞬く間にブレークをし、その後、各局のネタ番組に引っ張りだこになった。
すると、早くも4月からドラマ「人は見た目が100パーセント」(フジテレビ)に出演。それも、人気芸人がそのキャラのままちょっと出ました、というような出方ではなく、完全に女優としてメインキャストで出演を果たしたのだ。さらに夏には「24時間テレビ」(日本テレビ)のマラソンランナーにも抜擢された。