朝ドラ旧作を夕方枠で再放送 民放各局が恐れるNHKの戦略

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 どうやら、NHKは10年の春改編の再来を狙っているようだ。あの時は朝ドラの開始時刻を8時15分から8時ジャストに繰り上げることで、新情報番組「あさイチ」に直結させた。視聴者の“囲い込み”に成功し、結果として民放8時台のワイドショーが総崩れとなった。今回も視聴者を「カーネーション」から「シブ5時」に誘導し、夕方枠を全体的に底上げする構図が浮かんでくる。

「NHKの今後の課題は大相撲と国会中継への対応でしょう。森友問題のような集中審議時に朝ドラを再放送していたら批判されるし、かといって再放送をたびたび中止すると視聴習慣が定着しにくい。そこで、1日に2話放送することで、ドラマをテンポ良く展開していくつもりかもしれません」(NHK関係者)

 フジテレビは夕方のニュースに元NHKの登坂淳一アナウンサーを迎えようとしたが頓挫。民放にNHKに勝つ策はあるのだろうか。

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