「ネットで影響力ある25人」に TIME誌“渡辺直美評”の意味

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 お笑いタレントの渡辺直美(30)が今月、米誌「TIME」の「インターネット上で最も影響力のある25人」に選ばれた。

 他に選ばれたのは、トランプ米大統領、韓国の男性アイドルグループ「防弾少年団」、米ミュージシャンのリアーナ。そんな面々と渡辺は同格に扱われたことになる。「自身の立場をうまく使い、日本人女性について長年持たれてきたステレオタイプに挑んでいる」というのが、TIME誌の評価だが、これはどういう意味なのか。国際ジャーナリストの堀田佳男氏が言う。

「多くの米国人が抱いている日本のステレオタイプの女性像とは、男性よりも一歩後ろを歩いているイメージ。もちろん、さまざまな分野で日本人女性が活躍していることは認識されていますが、日本の国会議員や企業の社長は世界規模で比べると相対的に少なく、明らかに女性の社会進出が遅れています。そんな日本社会において、インスタを使って積極的に発信し、ポッチャリ体形を逆手に取って、むしろ強調していくこともいとわない。奇抜なファッションと言動が人気歌手のレディー・ガガに似ています。そんなところが、TIME誌に評価されたのでしょう」

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