腕枕NGの名投手もいた 12球団中6球団のプロ野球選手と交際
山口洋子ママのクラブ「姫」にいたおかげで、12球団中6球団の選手とお付き合いしたことがありました。もちろん、二股をするわけではなくてプロ野球選手との出会いがそのくらい必然的だったのです。
22歳の頃、最初にお付き合いしたのは大洋ホエールズの投手。野球といえば王、長嶋……あとは銀座の女相手に「やらせろ!」と言ってくる、“喝!”のあの方ぐらいだったので、野球選手には興味がありませんでした。ところが、ある日先輩に連れられてきた彼はとてもイケメンで、大卒でプロに入ったので年齢的にも私と近く、二つ返事で帰りに食事に行き、彼の宿泊先に行きました。鍛えた体もすてきで、私はすっかり恋に落ちました。翌朝、家に帰る途中、駅のキオスクに寄ると彼の顔が全スポーツ紙の一面になっている。なんと彼は、昨晩、巨人と対戦して勝利した「完封投手」だったのです。スター選手ばかりの巨人に大洋が勝つこと自体が奇跡。そんな祝杯の日に私は抱かれたのでした。彼が東京に来るときは会う関係が1、2年続いたでしょうか。見た目もとても洗練されていた彼は早々とプロを辞め、お父さんの会社に入ったと聞いています。