鶴瓶と談春が双璧…落語家が映画やドラマで活躍する理由
いまやドラマのキャスティング会議で必ず名前が挙がるのが落語家だ。民放キー局ドラマプロデューサーはこう言う。
「視聴率が全てのドラマで、脚本と並び肝となるのがキャスティングです。高視聴率を狙い、目新しさを狙うなら『とりあえず落語家でいっとく』というのが昨今のトレンドなんです」
事実、ここ数年の間にドラマや舞台、映画と人気の落語家が役者として活躍する姿が当たり前になっている。なかでも売れっ子落語家のベスト3は……。
「落語家というより俳優といっても過言ではないのが“ベー師匠”こと笑福亭鶴瓶(67)。いまや落語家の収入よりも俳優業の方が上だといわれている。最近はNHK大河ドラマ『西郷どん』から映画『北の桜守』(18年公開)、『アルキメデスの大戦』(19年公開予定)など年に必ず1~2本の作品に出演する売れっ子です」(前出のプロデューサー)
“ポスト鶴瓶”といわれるのが「日曜劇場の顔」といっても過言ではない立川談春(52)。芸能プロ関係者は話す。