実はお手本が 嵐の活動休止会見「1.27夜」だった3つの理由

公開日: 更新日:

 “アラシック”=本来は熱狂的な嵐ファンのことだが、活動休止発表以降は、2020年12月31日をもって活動を休止することで衝撃を受けたり、心が傷つく現象を指す――。今回の騒動でいまだ激震が続くテレビ界では、業界関係者もこの言葉を使っている。しかし改めて疑問に思うのは、なぜ1月27日に活動休止を公表しなければならなかったのか、だ。

 その理由は3つある。当初、活動休止会見はもう数週間早く行われる予定だったと証言するのは某キー局の編成関係者。

「本来、1月13日、あるいは20日の日曜日が候補日だった。公表する段取りは夕方5時にファンクラブのHP、そして8時に会見という流れ。HPの発表から3時間あれば、各社とも会見に駆けつけることはできる。が、蜜月関係にあるフジテレビに、日曜夜放送の『Mr.サンデー』で独占させる段取りは変わらなかったんです」

■「解散」だけは避けたかった

 ただし、どんなにずれ込んでも1月末までということにジャニーズ事務所がこだわった理由は、スポンサーをおもんぱかったからだという。民放局は1月末から2月初旬にかけて一斉に広告代理店に対して番組編成の説明会を執り行うのが通例なのだ。これが一番の理由。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸30億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」