専門家が分析「亀と山P」春ドラマ対決の“勝者”はどっち?

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「前作の印象が強い作品にあえて挑戦したのか、させられたのかは分かりませんが、同じクールに山P主演ドラマがあるのは、なおさら苦痛な気がします。そこに飛び込んだ心意気は買いたい」

 コアなドラマファンからは「ジャニタレNG」という意見まで飛び交う昨今。だが、昨年の全話平均視聴率を見ると、嵐・松本潤の「99・9」が17.6%で昨年の年間1位のほか、木村拓哉の「BG~身辺警護人~」が15.1%、嵐・二宮和也の「ブラックペアン」が14.3%と、上位に入っている。

 今年は1月クールの関ジャニ∞錦戸亮主演「トレース」が全話平均で10.6%と、かろうじて2ケタをキープ。前出の亀井氏が言う。

「続く今クールが『亀と山P』対決なわけで、ジャニーズドラマは毎クールのようにあります。しかし、GP(ゴールデン・プライム)帯に20代アイドルの主演作が出てこないのは、それが若者人気だけでは稼げない地上波テレビと事務所の現状なのでしょう」

 次世代を育成しつつ、目先の数字の確保は中堅、ベテラン勢で……。一般企業と同じか。

(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)

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