健康増進に…新曲「マツケン・アスレチカ」に込めた思い
本紙連載以降、松平の新曲「マツケン・アスレチカ」に脚光が集まってきている。「ビッグエコー」でお馴染みのカラオケ最大手の第一興商が、全国2万4000カ所以上の高齢者向け施設に「真島茂樹のマツケン・アスレチカダンス」を配信中。振り付けを担当した真島のオリジナル映像で、立位と座位の両方で体を動かせるようになっている。
今週26日には都内の老人ホームで、その真島のほか、姉妹ユニット「りんともシスターズ」がデモンストレーションを実施。もちろん、松平自身も施設を訪問する。
「15年前にヒットした『マツケンサンバⅡ』は高齢者を意識したものではなかったのですが、認知症予防の先生からラテン調の音楽が介護予防や健康増進に効果があると知らされました。今回の『アスレチカ』はまさしく運動の意味で、お年寄りの方々に楽しく体を動かしていただきたいという思いが込められています」
こう話す松平だが、心の底には亡き母への思いもあるのだろう。「暴れん坊将軍」が2年目に突入した26歳の時に69歳で亡くなっている。