不動産だけで500億円 ジャニー喜多川氏“遺産相続”の行方は
「グループは現在14ありますから、年間売り上げは1000億円以上といわれています。会社は、10社以上に分社化されており、資産管理もバッチリです」(前出の芸能担当記者)
さらに、04年まで公示されていた「高額納税者番付」によるとジャニー氏の当時の納税額は3億3126万円、推定年収は約9億円だった。
「80年代までは、ジャニーさんの新人発掘の“目利き”を生かした“個人商店”という感じでしたが、SMAPが活躍し始めた90年代以降、不動産を買いあさり、どんどん巨大化していった印象です。それは経理面を請け負った実姉のメリー喜多川氏の手腕によるところが大きいでしょう」(ワイドショー芸能デスク)
ジャニー氏本人は、金にまったく頓着しないタイプのようだが、年間売り上げ1000億円、不動産資産500億円、さらに普通預金だけでも100億円超ともいわれる莫大な個人資産の行方はどうなるのか。
「配偶者も子供も、現存する他の兄弟もいないジャニー氏の場合、遺言などがない場合は、“会社の資産”も“個人資産”も実姉で副社長であるメリー喜多川氏のものになります。ただ、メリー氏も高齢ですから、相続税対策などもあり、メリー氏の実子で、ジャニー氏にとっては姪にあたるジュリー氏に直接渡る可能性が高い」(前出の芸能担当記者)