志村けんが突き詰めた“下ネタ”の清々しさ…PTAを黙らせた
胸をはだけさせた女性たちの布団に股間を強調させた小物……。ギャグの帝王・志村けんさん(享年70)の中でも、ズバぬけていたのは下ネタを根底としたギャグの数々。今の時代なら世の女性から激しい非難を浴びそうな100%セクハラギャグのオンパレードだった。
1日に放送された「志村けんさん追悼特別番組~46年間笑いをありがとう」(フジテレビ系)では、さすがに女性たちのおっぱいポロリの場面はなかったが、女性が食べたスプーンやはしなどを自分の口にくわえる「変なおじさん」はノーカットで放送した。
また、3日に放送された「中居正広のキンスマスペシャル 特別放送…1年前に志村けんさんが語ってくれたこと」(TBS系)では、志村さんの名物ギャグ“股間に白鳥”のシーンもオンエアされた。
あまりにもストレートすぎて、笑うしかない下ネタ。もちろん根底にはエロがあるわけだが、あまりにも誇張しすぎていて卑猥さを感じさせず、むしろすがすがしい。股間に白鳥なんて最たるもので、白鳥で模倣するなど、想像を絶し、もはやアートの域だ。