コロナ禍ダメージなし“勝ち組”加藤浩次とカジサックの稼ぎ
ソーシャルディスタンスで生放送の情報・報道番組は、メインMCがスタジオ、ゲストコメンテーターの一部はリモートになったおかげで表舞台に立つ者の大半は時間を持て余しているが、コロナショックをものともしない「勝ち組」が極楽とんぼの加藤浩次(51)とカジサックこと、キングコングの梶原雄太(39)だ。
06年からスタートした情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)は、サブMCのハリセンボン・近藤春菜(37)が体調不良でリモート出演に切り替わって以来、局アナの水卜麻美(33)とともに生出演。加藤はあのヤミ営業問題以降、昨年10月1日付けで、エージェント契約に切り替え、個人事務所「有限会社加藤タクシー」の所属タレント兼役員に。日テレからのギャラは明瞭、収益は純増といったところだ。
「メインMCの加藤とサブMCのランクの違いをまざまざと見せられたのが『スッキリ』かもしれません。体調不良がきっかけとはいえ、メインMCに比べたら必要性が薄いからリモートになったのは明らか」(テレビ制作会社)
倍々ゲームで増益中なのはカジサック。18年10月にYouTube公式チャンネル「カジサックの部屋」を開設。翌19年末までに登録者数100万人を達成しなければ、芸人を引退すると宣言し、目標よりおよそ半年も早く3ケタ超えを達成。この5月16日には200万人の大台に乗せた。日本のトップYouTuber100人の平均年収は3200万円といわれるから、今年2月に第5子となる3女が誕生しても余裕である。妻のヨメサック人気にあやかり、宮迫博之(50)が妻を「嫁迫」とネーミングしカジサック家をリスペクトするほどだ。
撮影中止状態で沈黙を続けている明石家さんま(64)を追い抜いて、仕事量のツートップはこの2人になりそうだ。