乃木坂46×小室哲哉「Route 246」に賛否 秋元康が描く戦略
2018年1月に引退を表明した音楽プロデューサーの小室哲哉(61)が手掛けた新曲「Route 246」が賛否を巻き起こしている。乃木坂46の新曲として7月24日に配信リリースされ、告知用のYouTubeはすでに130万回近い再生数を記録した。4分弱からなる「Route 246」はイントロの電子音に始まり往年のglobeを彷彿とさせる。
この“TKサウンド”は令和を生きる若者には「新鮮」に聴こえるようだ。投稿サイトには〈乃木坂はかわいい振り付けと可愛い歌よりもこういうカッコいいダンス曲の方がいい〉〈小室さん知らないけどすごく耳に残る音楽〉というコメントが寄せられた。今回、同曲のセンターを務める齋藤飛鳥(21)は「小室さんの曲が好きなんです」と明かしており、小室の全盛期をリアルで知らない若いファンにも“TKサウンド”が一定の支持を得ていることが分かる。
むしろ、今回の新曲に複雑な心境を抱いているのは、乃木坂46が好きで、90年代の“TKブーム”をよく知るアラフォー世代のようだ。〈懐かしい〉という好意的な意見がある一方、〈小室哲哉が一人でやれよ〉〈Feel Like danceっぽい曲〉〈乃木坂の曲と言われると「?」が浮かんでしまう〉などと“乃木坂46×小室哲哉”の組み合わせに違和感を抱いているような感想も目立つ。