渡部建の会見は“納得感”ゼロ…「答えられない」連発のツケ

公開日: 更新日:

 3日の記者会見で渡部建を間近で取材していた芸能リポーターの長谷川まさ子氏はこう語る。

「渡部さんは何度も“本当に反省しています”という言葉を口にしましたが、その言葉と気持ちが比例していなかったと思います。あれだけのことを起こしていながら、『自粛期間は半年くらいと漠然と思っていた』というのも甘すぎる。『では、そろそろ復帰したいと考えているんですね』と聞くと、『それはまだ全然です』などと言う。全体的に矛盾点が多く、せっかく会見を開いたのに、あれでは誠意は伝わらないと思います」

【写真】この記事の関連写真を見る(17枚)

 集まった取材関係者は約300人。100分に及んだ渡部の会見は、内容もさることながら、会場の雰囲気もグダグダだった。コロナ対策で、取材陣は、マスク、フェースシールド着用、検温を義務付けられるのは仕方ないとしても、19時からの会見で、カメラマンの場所取りは、16時から配布する整理券順としながら、周囲の迷惑になるとの理由で16時前に会場には並べず。17時半に会場に通されてからも、マイクが1本だけだったり、ACアダプターがテレビクルーの分だけでいっぱいになってしまうなど不手際が目立った。さらに、渡部の事務所が仕切りの会見にもかかわらず、事務所のスタッフは会見開始まで誰ひとり現れず、取材陣のいらだちは募った。

 そして、いざ始まった会見では、前半は長谷川氏が指摘する通り、渡部は通り一遍の謝罪を何度も繰り返すだけで、現場のリポーターや記者の間に「納得感」があったとは言い難い。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末