著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

渡部建は豊洲バイトより今こそ愚直に話術を学んでほしい

公開日: 更新日:

 昨年6月から活動自粛が続き、年末の芸能活動復帰の狙いもうまくいかなかった渡部建(48)が、この1月から東京・豊洲市場でアルバイト生活を送っていることが報じられた。

 豊洲で魚介類を扱う大手卸売店で荷物の運搬や整理の仕事をしているという。深夜0時すぎから翌朝まで、時には午後になることもある肉体労働に従事しているそうだ。一部報道で「みそぎのためのハードワーク」と言われたり、「お金をもらっていないので“ボランティア”だ」という表現もあった。

“多目的トイレ不倫”後、半年ほどのみそぎ期間を経て極秘裏に年末の番組で仕事復帰する話があったが、事前に漏洩し、記者会見を開いた。その時、ただただ謝罪するだけで質問にまともに答えることができず、周囲にも落胆が広がった。結果、その番組での復帰はかなわなかった。

 こうなると、他のテレビ番組も手を出しにくい。もうすぐ3歳になる長男を保育園に送り迎えするくらいで、自宅にこもることになる。気分も鬱々となることだろう。そんな時に知人に豊洲市場で働いてみたらと声をかけられ、夫人の佐々木希の後押しもあって働き始めたという。市場には限定された人しかいないし、マスコミも中に入れない。体を使う肉体労働で程よく疲れ、よく眠れるということだ。これまで批判だらけだったネットの書き込みも、好意的な声が見られるようになった。不祥事タレントが人知れずボランティア活動をし、それがなぜか時を置かずにマスコミに漏れた。復帰の道筋ができるという王道的なパターンといっていい。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    前田健太「ドジャース入り」で大谷との共闘に現実味 日本復帰より「節目の10年」優先か

  2. 2

    永野芽郁の「文春」不倫報道に噛みついたGACKTさんは、週刊誌の何たるかがわかっていない

  3. 3

    元NHK岩田明子は何をやってもウケない…コメントは緩く、ギャグはスベる、クイズは誤答

  4. 4

    Mrs.GREEN APPLEとディズニーのコラボに両ファン懸念…売れすぎた国民的バンドゆえの"食傷感"

  5. 5

    のんを襲った"後輩女優の二股不倫報道"の悲劇…カルピスCMめぐる永野芽郁との因縁

  1. 6

    ダウンタウン復帰が外部資金でコンテンツ配信のナゼ…松本人志に浮上した疑惑の顛末

  2. 7

    井桁弘恵ショートカットで“山之内すず化”が加速! 「そっくり問題」いよいよ待ったナシ

  3. 8

    今思えばゾッとする。僕は下調べせずPL学園に入学し、激しく後悔…寮生活は想像を絶した

  4. 9

    小田和正「77歳の現役力」の凄み…現役最年長アーティストが守り続ける“プロ意識”

  5. 10

    永野芽郁&田中圭の不倫スキャンダルをスルーするテレビ局の身勝手…ジャニーズの時の反省は?