「ラヴィット!」低空発進 TBSに巻き返しの秘策はあるのか

公開日: 更新日:

 連ドラは好調だが、平日朝の帯番組で苦戦してきたTBS。この春改編の目玉として、従来のワイドショー路線から一新した「ラヴィット!」が先週から始まった。

 お笑い芸人の「麒麟川島明(42)をMCにした〈日本でいちばん明るい朝番組。今の暮らしが10倍楽しくなるライフアイデア発見バラエティ! ニュースなし! ワイドショーなし!〉などとうたっている。

「同じ時間帯では日本テレビ系『スッキリ』が8%前後、テレビ朝日系『羽鳥慎一モーニングショー』が10%前後という世帯視聴率の中、3%前後と大きく水をあけられていたTBSは、一昨年の秋改編で『グッとラック!』をスタートさせました。“朝には不向き”といわれた毒舌落語家の立川志らくさんをMCに起用して話題にはなりましたが、視聴率は3%前後にとどまり、2年持たずに終了。そこで、制作陣を報道・情報系からバラエティー制作チームに一新したということです」(広告代理店関係者)

 だが、“ご祝儀”があるはずの初回29日の「ラヴィット!」の世帯視聴率は2・7%と、前番組の「グッとラック!」より下げてしまった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。ネット上の意見も厳しく、〈日テレ昼の「ヒルナンデス」とテレ朝深夜の「お願いランキング」を朝からやってる感じ〉〈TBS土曜の「王様のブランチ」を毎朝やるの?〉などと既視感を訴える声が多く、中には〈番組名は「アサナンデス」でいいじゃん〉なんて揶揄する向きも。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末