“有終の美”V6はレアケース SMAPも光GENJIも…ジャニーズ解散の「黒歴史」

公開日: 更新日:

 それまでのアイドル像を変え、下ネタも解禁するなど自由なイメージのあったSMAPでさえ、事務所には逆らえないという構図をテレビで見せてしまっていた。2016年1月に事務所移籍、解散騒動が持ち上がると、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で5人揃って謝罪。草なぎ剛が「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村(拓哉)君が作ってくれて、今、僕らはここに立ててます」と俯きながら発言し、"ジャニーズの闇"を感じさせる一幕もあった。結局、同年の8月に年末限りでの解散が発表されたが、最後まで本人たちの心情は明らかにならなかった。

「SMAPがバックダンサーも務めた光GENJIから大沢樹生と佐藤寛之が脱退する時、2人はコンサートの一部しか出番を与えられませんでした。1年後、光GENJI SUPER5に改名していた5人が全国ツアーを行い、解散しています。ですから、V6は光GENJI SUPER5以来の例になりました。ただ、やはり7人いて光GENJIですから、ジャニーズのグループがオリジナルメンバーのまま、解散コンサートをしたのはシブがき隊以来33年ぶりだと思います」(前出のベテラン芸能記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人今季3度目の同一カード3連敗…次第に強まる二岡ヘッドへの風当たり

  2. 2

    「救世主にはなり得ない」というシビアな見方…ピーク過ぎて速球150キロ超には歯が立たず

  3. 3

    大谷翔平は来季副収入100億円ガッポリ、ド軍もホクホク! 悲願の世界一で証明した圧倒的経済効果

  4. 4

    橋本環奈のパワハラ疑惑のこと? 嵐・二宮和也の正月番組のワンシーンが視聴者の間で物議

  5. 5

    パワハラ疑惑の橋本環奈はやはり超多忙?マネジャーが6年前「あなたに想像出来ないほど環奈は忙しい」とファンに伝えていた

  1. 6

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 7

    闇バイトの応募者たちは一体何者なのか?若者に自重呼びかけるTV報道番組の「盲点」

  3. 8

    がんの4割がアルコール消費と関係? 米国がん協会の新たな研究結果に騒然

  4. 9

    日本一DeNAが「巨人に惨敗」の屈辱晴らす大補強!売上270億円超で原資に不安なし

  5. 10

    農相・法相の後任人事でも石破カラー封印…「党内融和」優先に世論ますますがっかり