“有終の美”V6はレアケース SMAPも光GENJIも…ジャニーズ解散の「黒歴史」
それまでのアイドル像を変え、下ネタも解禁するなど自由なイメージのあったSMAPでさえ、事務所には逆らえないという構図をテレビで見せてしまっていた。2016年1月に事務所移籍、解散騒動が持ち上がると、『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)で5人揃って謝罪。草なぎ剛が「今回、ジャニーさんに謝る機会を木村(拓哉)君が作ってくれて、今、僕らはここに立ててます」と俯きながら発言し、"ジャニーズの闇"を感じさせる一幕もあった。結局、同年の8月に年末限りでの解散が発表されたが、最後まで本人たちの心情は明らかにならなかった。
「SMAPがバックダンサーも務めた光GENJIから大沢樹生と佐藤寛之が脱退する時、2人はコンサートの一部しか出番を与えられませんでした。1年後、光GENJI SUPER5に改名していた5人が全国ツアーを行い、解散しています。ですから、V6は光GENJI SUPER5以来の例になりました。ただ、やはり7人いて光GENJIですから、ジャニーズのグループがオリジナルメンバーのまま、解散コンサートをしたのはシブがき隊以来33年ぶりだと思います」(前出のベテラン芸能記者)