“有終の美”V6はレアケース SMAPも光GENJIも…ジャニーズ解散の「黒歴史」

公開日: 更新日:

V6は良い終わり方ができているし、モデルケースになるんじゃないかと思う」

 11月1日、V6が千葉・幕張メッセで全国ツアーの最終公演を行い、26年間の活動に終止符を打った。解散ライブ前、スポーツ紙などの取材に岡田准一(40)はこう答えたという。先輩のSMAPは2016年に突然の解散に追い込まれた。TOKIOはその2年後に山口達也(49)が不祥事を起こして脱退し、バンド活動ができなくなった。一昨年、関ジャニ∞錦戸亮(37)はツアー終了の翌々日にグループ脱退と事務所退所を発表した。昨年、NEWS手越祐也(33)が脱退と退所する時もコンサートなどでファンに直接説明する機会はなかった。あっけない終幕を何度も見てきた岡田の言葉は、後輩やファンを思っての本心だっただろう。

少年隊はフェードアウトしたまま事実上の解散

「こんなに綺麗な形で解散したジャニーズのグループは久しぶりですね。少年隊はフェイドアウトしたまま昨年限りで事実上の解散になりましたし、SMAPは解散コンサートどころか、テレビなどでファンに直接メッセージを伝えることさえできないまま終わった。解散する人気グループが最後にライブをする。ごく当たり前のことが今までのジャニーズではできなかった。岡田さんの発言は少し前までなら、許されなかったかもしれない。エポックメーキングなコメントですよ。ジャニーズもようやく自由になってきたかなという印象を受けました」(ベテラン芸能記者)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人原前監督が“愛弟子”阿部監督1年目Vに4日間も「ノーコメント」だった摩訶不思議

  2. 2

    巨人・阿部監督1年目V目前で唇かむ原前監督…自身は事実上クビで「おいしいとこ取り」された憤まん

  3. 3

    松本人志は勝訴でも「テレビ復帰は困難」と関係者が語るワケ…“シビアな金銭感覚”がアダに

  4. 4

    肺がん「ステージ4」歌手・山川豊さんが胸中吐露…「5年歌えれば、いや3年でもいい」

  5. 5

    貧打広島が今オフ異例のFA参戦へ…狙うは地元出身の安打製造機 歴史的失速でチーム内外から「補強して」

  1. 6

    紀子さま誕生日文書ににじむ長女・眞子さんとの距離…コロナ明けでも里帰りせず心配事は山積み

  2. 7

    渡辺徹さんの死は美談ばかりではなかった…妻・郁恵さんを苦しめた「不倫と牛飲馬食」

  3. 8

    メジャー挑戦、残留、国内移籍…広島・森下、大瀬良、九里の去就問題は三者三様

  4. 9

    かつての大谷が思い描いた「投打の理想」 避けられないと悟った「永遠の課題」とは

  5. 10

    大谷が初めて明かしたメジャーへの思い「自分に年俸300億円、総額200億円の価値?ないでしょうね…」