「ごくせん」「デカレンジャー」好演さいねい龍二さん 広島で農業と芸能活動の二足のわらじ

さいねい龍二さん（40歳）

さいねい龍二さん（Ｃ）日刊ゲンダイ

　仲間由紀恵が教師役で主演した学園ドラマ「ごくせん」シリーズ（日本テレビ系、2002年～）で注目を浴び、特撮戦隊シリーズ「特捜戦隊デカレンジャー」（04～05年）で主役を射止めた。ホリプロの若手有望株として映画、舞台に大活躍したのが、本日登場のさいねい龍二さんだ。だが、14年にホリプロを退社。さて今、どうしているのか？

　さいねいさんと会ったのは、広島空港から北東へ車で約40分。中国山地に抱かれた広島県世羅町の農家だった。

「ここが僕の実家で、広島にUターンしたのが7年前の9月くらい。2歳上の兄と一緒に約1ヘクタールの水田で米を作り、70アールほどの畑でキャベツやトマトを栽培しているんです」

　黒い長袖トレーナーにデニムのエプロン、首にはタオル、土のついた長靴姿。どこから見ても農家のイケメン兄ちゃんだ。

「広島県中心に芸能活動もやっています。それで広島市内に自宅マンションを借り、収録やロケの合間を縫って週に3、4回、世羅通い。いわば“半農半芸”ですね」