香取慎吾が地上波冠番組獲得に着手！読売テレビと狙う「GP帯進出計画」の舞台裏

香取慎吾（Ｃ）日刊ゲンダイ

　元SMAPメンバーで俳優としても活躍する香取慎吾（44）が悲願ともいうべき地上波冠番組の獲得に向けて動き出した。来年2月27日（昼2時～）に放送されるスペシャル特番「ニッポンのレジェンド発掘SP　さいしょの人はスゴかった！！」（読売テレビ）で日本テレビのゴールデン＆プライム帯（GP帯・19～23時）を狙い撃ちするという。

　この放送枠は2022年4月以降の編成戦略においてGP帯への昇格がかかったチャレンジ枠。目標視聴率6.5％を獲得できれば晴れてGP帯進出が決まるという。

「実は『～さいしょの人はスゴかった』は今年2月14日に放送され視聴率5.7％を取ったが、あと0.8ポイント足りなかった。来年の放送で2度目のチャレンジです。番組は前回同様、人気女芸人の渡辺直美（34）とともに進行するそうです」（テレビ局関係者）

　気になるのは制作が日本テレビではなく読売テレビであること。一体、どんな事情があるのか。

「日テレの系列ネット局救済プロジェクトの一環です。TVerやHuluなどで地上波番組がその日のうちにネットなどで同時配信されるなか、ネット局の売り上げはジリ貧状態にあるんです。そんななか、ローカル局にもキー局に負けない制作体制を維持してもらうための施策です」（ローカル局関係者）