飯星景子さん アジアの本格アクション映画の現場をのぞき見たい
中国本土もインドもアクションエンタメに力を入れています。インドネシアは「ザ・レイド」(11年)という作品で国技ともいうべき武術、シラットを使ったアクション映画の金字塔を打ち立てました。
■「イップ・マン」のドニー・イェンを溺愛
俳優では「イップ・マン」シリーズのドニー・イェン(58)が好き。溺愛してます。
香港のアクション撮影では、中心となるアクション監督をトップとしたチームでつくっていくやり方で、権限がとても大きい。この方式を香港から輸入した米ハリウッドの格闘アクションも変化していったのではないかと思います。漠然とした夢ですけど、死ぬまでにアクション映画に関わってみたいなと思っているんです。
日本でも過去に千葉真一さんや倉田保昭さんが日本のアクションの礎を築かれました。おふたりとも世界的なブランドですし、倉田先生は今も現役で香港や中国で出演されていますからね。現在の日本の大作映画だと格闘アクションに重きを置く作品はまだまだ少ない。でも、人材は多いと思うんです。