飯星景子さん アジアの本格アクション映画の現場をのぞき見たい
もし私が石油王とか大金持ちになったら、日本でアクションにメチャクチャ予算をかけた映画をつくってみたい。アクションに特化した超大作。これは本当に死ぬまでの夢です。現実的に監督したいなんておこがましくて言えません。だけど、アクションシーンの現場の雰囲気だけでも味わってみたい!
たった1分のシーンでも、アクションを見慣れている観客をうならせるのは大変です。昔のジャッキー・チェンの映画なんて、セリフのやりとりのシーンはどんどんワンテークで撮り終えて、撮影期間のほとんどをアクションシーンに費やしていたと思いますよ。数秒のカットに途方もない時間を使っているのでしょう。だから、1分のシーンでもつくるのは大変。現実的に考えると、アクションシーンの演出も難しいですよね。
その準備としてまず手始めに撮影現場をのぞき見たい。一番現実的なのは取材としてアジアのアクション映画の現場に入ることですが、今は撮影を外部に見せないらしく密着取材は難しい。
■映画のクレジットにも名前が出る