山口百恵さん“おばあちゃん”になった心模様 長男・三浦祐太朗に女児が誕生

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 待望の初孫がこのほど誕生し、おばあちゃんになった山口百恵さん(63)。「父になりました。我が子の誕生に、ただただ感動しております」と長男で歌手の三浦祐太朗(37)がSNSでつづり、感謝の言葉を続けたのは、百恵さんの心境のようでもある。

「祐太朗さんが2020年6月に結婚するに際し、百恵さんは夫の三浦友和さんともども、祐太朗さんと(妻で声優の)牧野由依さんが挨拶に来て、並んで仲むつまじく座っている姿に胸をなで下ろしたようです。何の違和感もなく心から祝福できるとの友和さんのコメントも、百恵さんの声が重なってくる。百恵さんは引退後、公にコメントすることはほぼ皆無ですけど、家族の言葉に思いを乗せたり、助言したりされてきましたから」と元芸能プロ関係者は言うのだ。

 ふたりの結婚式に向け、指輪交換の際に指輪を置いておくためのお手製リングピローを百恵さんはプレゼントしている。この作品は自らのキルト作品を集めた著書にも掲載されており、《いつまでも末永く仲良く幸せに、の気持ちを込めて》とつづられている。三浦家のイニシャルM、そして健康長寿などを意味するという真珠のモチーフ。

「本当に満面の笑み」

 ベテラン芸能記者の青山佳裕氏はこう言う。

「妊娠が明らかになり、身重の由依さんを連れて祐太朗さんが実家に来たとき、百恵さんが玄関まで出て、タクシーで帰る夫妻を見送ったときの笑顔。百恵さんを現役時代から長く取材させていただきましたけど、初めて見たと思うほど、本当に満面の笑みで、とても印象に残っています。くわえてお孫さんは百恵さんがずっと欲しかったけど、かなわなかった女の子。ご自宅には実はもうひとつ、子ども部屋をつくり、それは女の子をイメージしたものだと伺ったことがあります。それだけに、目尻を下げ、お孫さんを猫かわいがりする姿が見えてくるようです」

 主婦となった百恵さんは得意の手料理で家族を支え、元気づけてきたそうだ。祐太朗は母・百恵さんについて「母の作るおにぎり、めちゃくちゃデカいんです。コンビニおにぎりの2.5倍くらいある」とテレビで明かしたことがある。

「晴れておばあちゃんになった今、愛情いっぱいのおにぎりをまたにぎって、成長を見守っていくのではないでしょうか」と、青山氏はこう続けた。

昭和のスーパースターは、必ずしも幸せな少女時代だったとは言えず、だからこそ、幸せな家庭を求めて人気絶頂期に引退。以来、家庭第一に生きてきた。その夢をいま、ようやく結実させたようにお見受けします」

 暗い世相に一筋の光明ともいえる明るいニュース。昭和世代の中高年からは、祝福コメントが続々と寄せられている。

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