セミリタイア? 鎌倉への引っ越しを機に攻めのインプットに時間を割きたい
だからまだまだ働く。まだまだ芝居する。枯れている場合ではない。まあ運よく80過ぎまで生きられたとしても、もうあと15年かそこら、もうカウントダウンは始まっているのだ。
しかしまあ今までもずっとやみくもに突っ走ってきた。さすがにこれまでのようなペースではもう走れない。配信などもしてアウトプットに時間を割いてきたが、逆に今こそもう一度勉強が必要だと感じている。
だから今年の後半からはインプットの方に時間を割こうと思う。それは決して受動的な姿勢ではない。攻めのインプットだ。引っ越し前には5000冊の本があったのだが、奥さんのキツい断捨離のおかげで半分は減った。しかしこの2500冊のほとんどが未読。買うだけ買って忙しさにかまけて読む暇がなかったのだ。
よし、まずはこいつらから片付けていこう。余生を静かにやり過ごすのではなく、ドンガンドラガッタとやかましくあがいて生きてやる。
それでも引っ越し2日目の朝にウグイスの声が聞こえたら、しみじみいいなあと枯れた気分にもなる。いや、じじくさいと言うなかれ。これがバランスだ。どんなに生き急いでも鎌倉が私を癒やしてくれるのだから。