ダイアン津田君を見るたびに「最初はみんな素人」という言葉を思い返す
ダイアンの2人は私がコンビを見る時に一番大切だと思っている“雰囲気”を持っていましたが、一方で違うコンビでやっていた西野君と梶原君がそれぞれのコンビを解散してキングコングになったように「西澤君がいい相方を見つけてくれればいいな」とも思っていました(津田君ごめん!)。
それが解散することもなくコンビを続け、劇場出番はもちろん、数多くの単独ライブを行い経験を積み重ねて少しずつ進化。卒業後も会うたびに「もうちょっとゆっくり、お客さんに丁寧に言葉を届けるつもりでしゃべってみて」と言い続けていましたが、場数を踏むうちに、津田君のしゃべりに緩急がつき始め、より西澤君のボケとのコントラストをつけられるようになって、現在のダイアンになっていきました。
キャリアは20年を超えましたが、まだまだ伸びしろがあると思っていますし、これから、よりおもしろいダイアンになってくれると信じています。いえ、間違いなくなってくれるでしょう。
拠点を東京に移してからは会う機会も減りましたが、番組や舞台でしっかり笑いを取っている津田君を見るたびに「最初はみんな素人」という言葉を思い返しています。津田君を見ていると努力を重ねれば道は開ける、ということを思い出させてくれます。
「ハードル上げんといてください!」と言われそうですが、今後のダイアンに一層の期待をしたいと思います。