著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

“陰キャ”で伸び悩む上白石萌歌…まだ姉・萌音に「逆転可能」な理由

公開日: 更新日:

 上白石萌音(24)が橋本環奈(23)とダブル主演を務める舞台「千と千尋の神隠し」が4日に大千秋楽(名古屋・御園座)を迎える。萌音は「オー!マイ・ボス!恋は別冊で」(TBS系)、「カムカムエヴリバディ」(NHK)、そして今回の舞台と女優として成長を続けてきただけに、次はどんな作品に出演するのか期待が高まっている。

「今、“演技だけでお金を取れる”若手女優は本当に数えるほどしかいません。そのひとりが萌音といえるでしょう」(ドラマ関係者)

■「金田一少年」もパッとせず

 そんな萌音の話題になると、常に引き合いに出されるのが妹の萌歌(22)だ。上白石姉妹は2011年の第7回「東宝『シンデレラ』オーディション」で萌歌がグランプリを受賞し、萌音は審査員特別賞を受賞した。デビュー直後の期待度は当然グランプリの妹が上で、萌歌は12年2月に「分身」(WOWOW)でデビューすると、立て続けに話題作に出演。放送中のNHK朝ドラ「ちむどんどん」でもヒロインの妹役、「金田一少年の事件簿」(日本テレビ系)では金田一(「なにわ男子道枝駿佑)の幼なじみという“オイシイ”役どころを与えられてはいるものの、視聴者の反応はイマイチ。特に「金田一──」は、日本テレビがジャニーズ事務所の次世代を代表するアイドルを起用して制作する人気シリーズだが、平均視聴率は辛うじて6%を超える程度。関係者の評価も姉・萌音の方が常に一歩リードしている。

 姉妹の“人気格差”は、どうして生じてしまったのだろうか。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  4. 4

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  5. 5

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  1. 6

    フジ反町理氏ハラスメントが永田町に飛び火!取締役退任も政治家の事務所回るツラの皮と魂胆

  2. 7

    高嶋ちさ子「暗号資産広告塔」報道ではがれ始めた”セレブ2世タレント”のメッキ

  3. 8

    兵庫県・斎藤元彦知事を追い詰めるTBS「報道特集」本気ジャーナリズムの真骨頂

  4. 9

    やなせたかしさん遺産を巡るナゾと驚きの金銭感覚…今田美桜主演のNHK朝ドラ「あんぱん」で注目

  5. 10

    今田美桜「あんぱん」に潜む危険な兆候…「花咲舞が黙ってない」の苦い教訓は生かされるか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    菊間千乃氏はフジテレビ会見の翌日、2度も番組欠席のナゼ…第三者委調査でOB・OGアナも窮地

  2. 2

    “3悪人”呼ばわりされた佐々木恭子アナは第三者委調査で名誉回復? フジテレビ「新たな爆弾」とは

  3. 3

    フジテレビ問題でヒアリングを拒否したタレントU氏の行動…局員B氏、中居正広氏と調査報告書に頻出

  4. 4

    フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

  5. 5

    フジ調査報告書でカンニング竹山、三浦瑠麗らはメンツ丸潰れ…文春「誤報」キャンペーンに弁明は?

  1. 6

    おすぎの次はマツコ? 視聴者からは以前から指摘も…「膝に座らされて」フジ元アナ長谷川豊氏の恨み節

  2. 7

    大阪万博を追いかけるジャーナリストが一刀両断「アホな連中が仕切るからおかしなことになっている」

  3. 8

    NHK新朝ドラ「あんぱん」第5回での“タイトル回収”に視聴者歓喜! 橋本環奈「おむすび」は何回目だった?

  4. 9

    歌い続けてくれた事実に感激して初めて泣いた

  5. 10

    フジ第三者委が踏み込んだ“日枝天皇”と安倍元首相の蜜月関係…国葬特番の現場からも「編成権侵害」の声が