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桧山珠美コラムニスト

大阪府大阪市生まれ。出版社、編集プロダクションを経て、フリーライターに。現在はTVコラムニストとして、ラジオ・テレビを中心としたコラムを執筆。放送批評誌「GALAC」に「今月のダラクシー賞」を長期連載中。

「24時間テレビ」叩かれても続ける原動力は? ほぼほぼ24時間お付き合いして考えた

公開日: 更新日:

加山雄三、アントニオ猪木に胸が詰まった

 今回はもう一つ、スペシャルドラマ「すぎやまこういち物語 ドラゴンクエスト『序曲』知られざる誕生秘話」も放送されたが、こちらは画面の隅にずっと出演者がドラマを見ている顔がワイプで入って鬱陶しかった。

 今回が最後の「サライ」と決めた加山雄三や、車いすで登場のアントニオ猪木ら、往年の勇姿を知っているものにとっては痛々しく、胸が詰まる場面もあった。生きることについて、いろいろ考えさせられるものだった。

 世帯平均視聴率13.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は昨年の12.0%よりも1.8ポイント上昇。障害者の応援はいつもより少なめで、歌とダンスが多め。コロナの自粛ムードを吹っ飛ばしてくれたという意味でも、よかったのでは。

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