矢沢永吉は台風下の公演強行で猛批判…思い出す4年前の沢田研二ドタキャン騒動
先日、台風14号が接近する中、矢沢永吉(73)が福岡PayPayドームでコンサートを決行し、ネットで大きく批判された。当日は、会場周辺だけでなく、福岡エリアの公共交通機関のほとんどが運休を予定し、また同じ日に福岡でコンサートを開催予定だった高橋真梨子や小田和正は早々に中止を明らかにしていた。
矢沢サイドは「中止しないで」という数多くのメールが来ていること、ドームは強風に耐え得る構造であること、チケットの払い戻しも受け付けるという条件で、「ご自身の判断で必ず安全を確保できる方、帰路につける方のみ、ご来場ください」としてコンサートを決行している。
まっ、予想通りタクシー乗り場に観客が殺到し、風雨の中、長時間徒歩で帰る人や帰宅難民も出た。この矢沢サイドの対応に「ファンだけではなく、スタッフや警備の人員も迷惑した」と批判の声が大きくなったわけだ。
ただ、僕の福岡の知り合いは「帰路はさんざんだったけど、忘れられない」という声をたくさん聞いたという。極論すれば、スタッフや警備についてはその会社が矢沢サイドに交通費の上乗せ分や延長代金について交渉すればいいことだ。