自宅で食事をしていたら窓ガラスに…憎めない堺正章さんの“イタズラっ子”精神

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 事務所の社長・田辺さんからはお行儀、礼儀をキッチリ仕込まれました。

 堺さんとはステージの上でご一緒させていただきましたが、基本、何も教えてはくれません。師匠と弟子という関係ではないですし。ステージでのトークなんかも、見て盗むしかない。歌とトークをひっくるめて、初めてひとつのステージになるんです。

「あ~、楽しかった」とお客さまに思っていただくことが一番大事。トークはステージを構成するうえで、とても重要な要素です。軽視してはいけない。ベテランになるほど、トークが面白いですから。

 堺さんはトークがうまい。

 お客さまの反応を見ながらしゃべる。ウケるまでしゃべる(笑)。だからしゃべりが長くなることがあります。あっ! これはナイショ(笑)。

 最近のアーティストでアタシが楽しいと思うのは氣志團。歌もいいし、カッコイイ、しゃべりもうまい。いいステージよりも楽しいステージにすること。そうすれば、お客さまがまた見に来てくださる。

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